切り取り・コピー・貼り付けをキーボードで行う
お客様の目の前でパソコン操作をしていて、よく聞かれる(言われる)こと。
「Kissyさん、今の、どうやったんですか?マウス使ってないのにコピーできちゃいましたよ、ね?」・・・コレ、本当によく聞かれるのです。
私たちパソコンやIT専門の仕事の人間にとっては、よく使う操作なので当たり前のようにやっていることなのですが、やはりそうでない人から見ると、なんだかスゴいテクニックのように見えるようで・・・けど、これ一度覚えてしまえば、そんなに難しいワザじゃないのに結構いろんなところで使えるワザなので・・・このページではその操作方法を説明します。
■コピー:「Ctrl」+「C」
ワープロの文章編集や、Excelのセル入力、あるいはレイアウト編集や画像処理など、さまざまな場面で「コピー」という操作を行いますね。たいていの場合、マウスで右クリックして「コピー」とやるか、メニューバーから「編集」→「コピー」とクリックします。
ちょっと編集、というくらいならこの操作方法で何の問題もありませんが、たとえば「同じ操作(コピー)を何回も繰り返す」だとか、「文章をキーボードで打っては、コピーをして、またキーで打ってはコピーを・・・」なんていう処理の場合、意外と「右手をマウスに持ち替えて、マウスポインタを合わせて右クリックしてコピー」という操作が煩わしいものです。
そんなとき使うのが「Ctrl」+「C」。コピーする対象を選択した後、マウスで「コピー」とやらなくても、キーボードで「Ctrl」キーを押したまま「C」キーを押せば、マウスでコピーを選択してクリックしたのと、同じ処理になります。
■切り取り:「Ctrl」+「X」
これもコピーと同様。切り取る対象を選択した後、「Ctrl」+「X」キーで、マウスで切り取りをしたのと同じ処理になります。
■貼り付け:「Ctrl」+「V」
切り取り・コピーをしたものはほとんどの場合、そのあと「貼り付け」という操作を行いますね。この操作も切り取り・コピーと同様にキーボードで操作できます。
貼り付けを行う位置へカーソルを合わせたらキーボードで「Ctrl」+「V」とやればOKです。
■ドラッグ:「Shift」+矢印キー
切り取り・コピーは、切り取る(あるいはコピーする)対象を選択した後「Ctrl」+「X」(あるいは「C」)でした。これはこれで、マウス操作をしなくて楽なのですが、その直前の「切り取る対象を選択」というのは、たいていの場合「マウスでドラッグ」でやります。なんだ、それじゃあ結局マウスに持ち替えなきゃならないじゃん!?と思われた方・・・確かにそのとおり。けれども、切り取る対象がワープロなどの文章や、Excelなどのセルなら、マウスでドラッグしなくても、これもキーボードで出来ますので、ね。
文章やセルの場合、「選ぶ範囲」というのはたいていの場合ひとまとまりの文章や範囲ですね。その範囲の一番左上にカーソルを持っていきます。その状態で、「Shift」キーを押しながら、矢印キーで右へ(あるいは場合によっては下へ)カーソルを移動させると・・・ほら、ドラッグしているのと同じように黒く反転しますね。こうしておいて、最後にShiftキーを話したあと、「Ctrl」+「X」とやれば、一度もマウスを使うことなく、「選択範囲を切り取り」という処理ができてしまうのです。(ただ、この操作は、画像編集などの場面では思うようにいかないこともありますのでご注意ください)
■注意!「Ctrl」+「C」は「同時に押せ」という意味じゃないです。
ここで注意!このページで「Ctrl」+「C」などのような表記がありますね。これ、キーボードを操作する時に二つのキーを組み合わせて使う説明をする際にこう書きますが・・・誤解のないようにご注意を!
「Ctrl」+「C」というのは、「Ctrl」と「C」を同時に押しなさい、という意味ではありません!よくパソコン初心者向けの本に「同時にキーを押しましょう」という説明が書かれていますが、それは間違いです。正しい意味は、「Ctrl」というキーを押したあと、それを離さずに、「C」を押しなさい、という意味です。
よく、初心者の方からの質問で「『パソコン教室で同時に押してください』と習ったのですが、私はキーボードの操作が不慣れで、そんなに正確に同じタイミングで押せないんです、どうしたらよいですか?」という質問・相談を受けますが、「Ctrl」+「C」と書いてあっても「寸分違わず同時に押す」という必要はありませんので、ね。
■慣れてくると非常に速い処理ができます
上記で説明した「Ctrl」+「C」、「Ctrl」+「X」、「Ctrl」+「V」は、キーの位置を見ていただくとわかるのですが、すべて左手一本でできてしまいます。左手の小指で「Ctrl」を押したまま、左手の人差し指あるいは中指で「C」「V」「B」が押せます。
慣れてくると、
- はじめにカーソルを目的の位置にマウスで合わせる:右手だけ
- 「Shift」(左手)+「矢印」(右手)でドラッグして範囲を選択
- 選択範囲をコピー(「Ctrl」+「C」):左手だけ
- マウスで貼り付け先へカーソルを移動:右手だけ
- キーボードで貼り付け(「Ctrl」+「V」):左手だけ
のように、右手と左手の動きをうまく合わせるようにして、非常に速いスピードで切り取り・コピー・貼り付けができるようになります。うまく使って、ぜひ処理スピードのアップに役立ててみてください。