ブログのデメリット・問題点
いろいろお勧めをしてきたブログ・・・けれども、そんなにブログが良いものなら、世の中のホームページが全部ブログになるはず・・・そうならないのは、ブログにもデメリットや問題点がたくさんあるからです。
■きちんと活用するなら問題点も理解すべし
「簡単に情報発信」「いち早く更新できる」「SEO対策バッチリ」・・・こういう良い点をたくさん持っているブログですが、当然「よくない=悪い」点もあります。ブログをうまく利用するのなら、こういう悪い点をよく理解して、それを克服(あるいは回避)するようにしましょう。また、ブログをやる、やらないで迷う場合にも、良いところばかり見ないで、悪い点も考慮しておきましょう。
■情報は新しい順に整理されてしまう
ブログで毎日記事をアップしたとしましょう。すると1年で365件の記事が出来上がります。ブログのトップページは、よほど専門的に作りこまない限り、最新の記事が何件か掲載されます。当然古い記事はトップには掲載されません。
だから、毎日アップしていると、読んでいる人が「1年前の記事」を読んでくれる可能性は非常に低くなります。
1年前の記事に非常に価値のあることを書いていたとしても、1年後にはその記事が読まれることはグン!と少なくなってしまうのです。
■情報が氾濫してしまうことへのケア
良くも悪くも、簡単にスピーディーに情報発信できてしまうのがブログの特徴の一つ。それだけに、「情報発信としてのブログ」という意味においては、あまり価値のない情報をポンポン出してしまいがちになります。個人の楽しみとしてやっているのなら、それで全く構わないのですが、少なくとも「仕事で」「商売で」何かの足しになれば、と思ってやっているのなら、こういった「何でもかんでもとにかく書いてアップしてしまう」のは考えもの。結果的に、ず~っと通して読んでみると、脈絡のない自己満足的なものに陥ってしまうこともあります。
■思わぬところで「イメージ」「レッテル」が貼られてしまいます
ブログ上で発信できる情報は、あくまで文字と画像(動画も含め)・・・とたまに音(音楽)・・・くらいのものです。書いている人の容姿や心の中や、住んでいる環境とか、もっといえば「どうやっても情報として伝えられないその人となり」はブログ上では表現できません。
けれども、ブログを読んでいる人の側にしてみれば、そこで表現されていることが「その人の姿だ」と解釈してしまいがちです。
結果的に、ブログ記事をアップし続けているうちに、知らないところで自分のイメージやレッテルが作られてしまっていたり、場合によっては自分の考えているモノとは全く違う「自分」を作り上げられてしまっていて困ってしまう、ということもあります。
ブログで表現できることは、あくまで「ネット上の情報の一部分にすぎない」ことをよく踏まえた上で、どう運営していくかを考える必要があります・・・その意味で、ブログを本気でやっていくのは相当難しい作業だともいえます。
■「ネット上での情報発信」ということについて、ご自分なりによく考えを持って
さて、何回かに分けて解説した「ブログのすすめ」もここで終わりです。ブログとは何か?何ができて何ができないのか?どこが良くてどこが良くないのか?をまだブログをやったことのない人へ説明するつもりで書いてきました。いくらかでもお役に立てれば幸いです。
当相談所は、パソコン・ITを「仕事や事業経営でうまく活用したい」という方向けの解説のために記事を書いています。個人の趣味や楽しみでブログをやる、という場合とはちょっと違ったニュアンスがお伝えできればと思っていますが・・・とにもかくにも、ブログに限らず、ホームページに限らず、「情報発信」ということについて、「簡単に楽に」と流されず、良く考えた上できちんとやっていくべきだ、ということをお伝えしたかったのです、ね。