知り合いを装ったメールにご注意!
「先日の件でご連絡があります。返事をください」というメールが入りました。どうも間違いメールのようなのですが・・・
■身に覚えのないメールには、一切返事をしないように
上記のようなご相談やご質問は、当相談所でも非常に多く承ります。特にお客様のところへパソコンのメンテナンスやご相談でお伺いした際に、「ついでに聞きたいんだけれど」というような形で承ることが多いのですが、ご相談の趣旨は次のようなものに集約されます。
- 覚えのない相手なんだけど、どうして自分のアドレスに届くのだろう?
- どうやら間違いメールのようなのだけど、「違ってますよ」と教えてあげたほうがよい?
- こういう間違いメール、紛らわしいので受信しないように設定できない?
こういった疑問・ご相談をされる気持ちはよく理解できるのですが、この手のメールには要注意を!
そのメールは、詐欺・偽装メールの可能性が非常に高い!
一見、あなたへ連絡があってわざわざメールを送ってきたように見えますが、こういった類のメールは、実際には何かの勧誘のメールだったり、詐欺的なひっかけや知り合いを装って個人情報を聞き出そうとする偽装メールだったりする可能性が非常に高いです。だから、この手のメールには一切返事を返さず、無視しましょう。
どうして自分のメールアドレスがわかった?
不特定多数の人にメールアドレスを公開するようなマネはしていないのに、どうして私のメールアドレスが・・・?と疑問に思われるかもしれませんね。けれども、ほとんどの場合あなたのアドレスを知られたのではなく、デタラメに送ったメールアドレスが、たまたまあなたのアドレスと一致しただけという場合が多いようです。
「違ってますよ」と教えてあげたいけど・・・?
こういうメールに「どうやらアドレスを間違えているようですよ」などと親切心で返事をするのは絶対にやめましょう。万一このメールが偽装や詐欺のメールだった場合、返事を返せば、偽装している相手にとっては、「でたらめで送ったアドレスから返事が来た、ということは、このアドレスは実在している!」とわざわざヒントをあたえているようなものです。不用意に親切心で返事をすると、それがきっかけで大量の迷惑メールや勧誘メールが届くなんていうことになりません。
こういう間違いメール、受信しないようにできないのか?
残念ながら、受け取りたくないメールを受信しないようにするというのは、究極のいたちごっこで、絶対確実な方法は存在しません。とにかく気にせず無視して削除していくに限ります。
■特にこういうメールに注意!
当相談所での経験上、以下のような内容のメールは要注意です。
- 実名での宛名を表記していない
- いきなり「先日の件で」などと用件を書いていて、送り先であるはずの自分の名前を「○○様」というようなかたちで書いていないのは、要するに送っている主も「誰に届くかわからない」から書いていないのです。こういうメールは、まず「偽装」や「詐欺」的なメールと考えてもよいでしょう。
- メールアドレスやニックネームでの呼びかけをしている
- 「kissy様」「kspc-web.com様」などのように、確かに自分のアドレスの一部ではあるけれど、実名ではない呼称で呼びかけている内容のメールにも要注意。メールアドレスだけ、ホームページアドレスだけなら、見ず知らずの無関係な方でも知ることができます。こういう呼び方で来るメールも、(よほど自分に覚えのない限り)無視してかまわないだろうと思います。
- 具体的な用件や名前が一切書かれていない
- 「先日お話した件で確認したいことがあります」「例の場所で5時にお待ちしています」「先週お送りした書類の件で緊急にお話したいことがあります」・・・いつ送った、どういう内容の、どんな書類なのかを具体的に書いていないメールも、ほとんどの場合「偽装」です。(もちろん、わかりきっている相手からのメールなら話は違いますが)。こんな表現なら、でたらめにいくらでも書けてしまいますので、こういう「ビミョウにまともっぽい表現のメール」には特に気をつけましょう。
■本当に大切な用件なら、メール以外で連絡を
基本は「どんな内容だろうと無視する」のが第一。けれども、何らかの事情で返事をしなければならないという場合には、よく考えて、メール以外の連絡方法でも確認を取ってみましょう。例えば「鈴木です。緊急に連絡したいことがあります。メールください」なんていう場合がそれ。「鈴木」さんなんて、多分誰にでも知り合いに一人くらいいるはずです。どこの鈴木さんかわからないのに安易にメールしたりせず、とりあえず知り合いの「鈴木さん」に直接電話やFAXで確認を取りましょう。
メール以外の連絡を取れ、と言われたからといって、送られてきたメールに記載されている電話番号やFAX番号に安易に連絡するのは絶対やめましょう。その電話で、またさらに勧誘や詐欺的なひっかけに遭う可能性だってありますから、ね。