■確定申告の方法
以前は「確定申告」というと、どんな場合でも、毎年2月に税務署や確定申告会場へ書類を持っていって、係員の方に受け付けてもらう、というものだったようです。けれども、現在は「確定申告」の手続きには、いくつかの異なる方法があるようです。
- A)従来どおりの確定申告
- まったく従来どおりの方法で、伝票や領収証などを集計して売上・所得などを計算し、確定申告書類へ記入して申告会場へ持っていく、という方法です。自営業者の方の多くが、従来はこの方法で行っていたようです。
- B)国税庁HPで確定申告書類を作成、申告会場へ持参
- 国税庁のホームページで、必要な内容を入力するだけで確定申告書類を自動作成してくれる機能が提供されています。これを利用して申告書類を作り、確定申告会場へ持っていくこともできます。書類を作る部分だけを自動化した方法です。
- C)電子確定申告手続き
- 本コーナーで取り上げている方法。事前に電子確定申告を行うための申請手続きを行ったうえで、確定申告書類作成ソフト e-Taxを使って書類作成→データ送信を行う方法です。書類作成・申告作業の一連をパソコン・インターネット上で行うことができる手続きですが、その元となる「集計数値・データ」は、自分で計算しなければなりません。
■どの方法をとるのがよい?
確定申告には、上記のどの方法をとっても良いのだろうと思いますが、その「ラク」さ加減は大きく異なるようです。このコーナーでは(C)の電子確定申告のことをテーマにして進めていますが、「電子確定申告」と言われている手続きの方法には、いくつかの方法があるようです。(厳密には以下の(2)・(3)のことを電子確定申告と言うのですが、(1)を電子確定申告だと思っている方も中にはいらっしゃるようで・・・)結論から言うと、現時点では(3)をやるのがいちばんラクでした。
(1)ホームページで確定申告書作成→書類を申告会場へ持参
色々な方からお話を伺った感触だと、多くの方がAの方法、「インターネットで確定申告書類を作るだけ作って、あとは申告会場へ持参して今までどおりの手続きを行う」という方法を取っているようでした。これは「書類の自動作成」であって、電子確定申告ではありません。結局確定申告会場で手続きをするのは、同じことなので・・・長い時間待ったり、必要な書類を忘れてきて二度手間になってしまったり、などの面倒さは同じです。
(2)ホームページで確定申告書作成→e-Taxへ取り込んで電子確定申告
実際にやる方はあまり多くないかもしれませんが、こういう方法もあります。ホームページ上での確定申告書類作成サービスは、「書類として印刷」するだけでなく、「電子確定申告用のデータとして保存」することもできます。今回の電子確定申告では、実際にこの方法でトライしてみましたが、結果的にはかえって作業が大変になりました。特に会計ソフトを使って日々のデータを入力し、決算書類などを作成してしまってある方が、これを利用するのは、ちょっと面倒かもしれません。
(3)データ入力から申告手続きまで、全てe-Tax上で行う
申告に必要な集計データを、全てe-Tax上で入力する方法です。結果的には(2)よりこの方法のほうが簡単でした。