Excel IF関数の書き方・使い方
Excelの関数の中でもかなりよく使われる関数。単純に数値を集めて計算するだけではなく、条件によって区別できる機能を持っているIF関数。使いようによっては非常に強力な処理ができます。
■どんな風に使う?・・・もし~なら
単純にデータを合計するだけではどうにもならないもの・・・たとえば「試験結果の合格・不合格の判定」など・・・で使えます。IF関数は、簡単に言うと
=IF(□□,〇〇,××)
と書いて、「もし□□だったら〇〇で、□□でなかったら××です。」と言う意味です。例えば、右図のように3科目の合計が200点以上なら合格、200点以上ではない(=200点未満)なら不合格、と表示する場合に使ったりします。(図をクリックすると大きな画像でご覧いただけます)
■書き方
=IF(条件式,真の場合の式,偽の場合の式)
右図の例で説明しましょう。
- 条件式
- 合計点が200点以上かどうか?という事を表すために、合計のセル(F6)に注目して、「F6>=200」と記入します。(「>=200」というのは200以上だ、という事を表す記号です)
- 真の場合
- 条件式に書かれていることが正しい場合・・・つまり、「F6>=200」というのが本当に合っている場合、ここに書かれている「合格」と言う文字を出します。"合格"と書いてあるのは、「""で囲まれた合格と言う文字を表示しなさい」という意味です。
- 偽の場合
- 条件式に書かれていることが間違い・・・つまり「F6>=200」というのが間違っている場合、ここに書かれている「不合格」という文字を出しなさい、という事になります。
上記の例の場合、合計得点は230点なので、「F6>=200」という式は正しいことになり、結果としては「合格」と表示されることになります。ちなみに図例の3行下「遠藤洋子」という人の合計得点は192点です。この場合条件式「F9>=200」という式は「230>=200」で間違っていることになり、結果的に「不合格」という文字を出すことになります。
■条件の結果によってさらに計算式を計算させることも出来る
上記の合否判定では「合格」「不合格」と出すだけでしたが、真の場合、偽の場合にそれぞれ「計算式」を記入することで、計算させることも出来ます。例えば右図のような商品一覧があったとして、定価が20,000円以上の場合は20%値引きの額を計算、20,000円未満の場合は10%値引きの額を計算させる、というようなことも出来ます。
=IF(C6<20000,C6*0.9,C6*0.8)
- 条件式 「C6<20000」
- C6つまり定価の価格が記入されているセルが20000未満、という式の意味になります。(数式を記入するときには、桁区切りの「,」は記入しません)
- 真の場合
- C6が20000未満、つまり定価が20,000円未満だ、という事になりますから、こちらには10%値引き(0.9を掛ける)の式「C6*0.9」を記入しておきます。
- 偽の場合
- C6が20000以上、つまり定価が20,000円以上だ、という事になりますから、こちらには20%値引き(0.8を掛ける)の式「C6*0.8」を記入してきます。
上記の関数だと、例えば1行目のハンドスキャナは「定価19,800円」で20,000円未満、つまり「真の場合」の方に当てはまりますから、0.9をかけて計算した結果の「17,820円」が表示される、というわけです。