セルに罫線を引く
Excelを初めとする表計算ソフトでは、セル(マス目)に罫線を引くことによって、文字や表などを見やすくレイアウトできます。このページでは、そういった「罫線」の引き方の基本をご説明します。
■Excelの「罫線」とは?
ワープロソフトでもよく耳にする「罫線」という言葉ですが、どういうもの?という話になるとちょっとあいまいですね。まずは「罫線」とは何か?からいきましょう。Excelでの罫線とは、「セルの境界線に引く区切りの線」のことです(一部例外もあります)。文字の下に引く波線や点線のような線は「罫線」といわず、「下線」と表現します。具体的には右図のようなのが罫線です。
「こんにちは」と入力されたセルの周りの線が罫線です。罫線は1本線だけとは限らず、点線や二重線、太い線など様々な種類があります。ちなみにそれら以外の薄い色の境界線は、「罫線」ではなく、単に画面上でセルの境界を表すための表示です(紙に印刷するときなどには印刷されません)
■目標はこんな表
さて、罫線を引く方法を解説するのにあたり、例として目標とするのは右図のような家計簿の表です。実際に使う家計簿はこんなに簡単なものではないでしょうけれども、「練習」として典型的なものを用意しました。(画像をクリックすると大きな画像で見られます)
■まずはデータを入力していきます。
Excelファイルを新規作成して、白紙の状態から、まずは日付や「食費」などの文字を入力していきます。文字やデータだけを入力したものは右のような感じになりますね。
■罫線を引きたいセルを選択
データが入力できたら、いよいよ罫線を引きます。まずは、罫線を引きたいセルを選んでクリックします。(ここでは「日付」と書いてあるセル(B4せる)をクリックします。その状態で、メニューバーから「書式」→「セル」とクリックしてセルの書式設定画面を出し、、出てきた画面から「罫線」を選択します。右図はセルの書式設定画面の「罫線」の画面が呼び出されたところです。
■「罫線」の画面で各線を設定
呼び出したセルの書式設定画面で罫線の設定をしていきます。中央の白い枠が、実際のセルだとみなして、周囲の線を設定していきます。例えば右図のように、セルの下の部分に二重線を引くのなら、右側の線の「スタイル」の選択で二重線をクリックして選んでから、中央の城枠の下辺の部分をクリックします。
同様にして、その他の線も設定していきます。(ここで右下の「色」を選択すれば黒だけではなく様々な色の罫線を設定することができます。もちろん、1本1本違う色や線の種類でもOKです)
■「OK」をクリックして罫線の完成
罫線の設定ができたら、最後に「OK」ボタンをクリックして完了。これでセルの罫線の出来上がりです。・・・ただこれは、選択した1つのセルについてのみ、です。表全体の罫線を整えるためには、この作業を一つ一つのセルに行っていかなくてはならないのですが・・・それも面倒ですよね?実際の作業では、複数のセルの罫線を一気に引いてしまうことの方が多いです(以下参照)
■広い範囲を選択して罫線を引く
実務の作業では、表全体の罫線を一気に引く、ということの方が多いです。例えば今回の例だと、右図のように入力した範囲をマウスでドラッグしてすべて選び、その上で「書式」→「セル」→「罫線」と選んで罫線の設定画面を出します。
右図のように、1つのセルの場合と同様にして罫線を作成(設定)していきます。一つのセルの場合と異なるのは、外側の線だけでなく、選んだ範囲の内側のタテ・ヨコの線も、一緒に設定できる、という点です。この方法なら、表全体にタテ・ヨコの線を引けますね。もちろんこの場合も、それぞれの線は太さや色が違っても大丈夫です。ただ、気をつけなければならないのは、内側のタテ・ヨコで、部分的に線が異なる場合は、その部分だけ別に罫線を設定しなおす必要があります。例えば、1行目の下の罫線だけは二重線で、あとの内側線はすべて1本線、というような場合には、二重線の部分と1本線の部分を別々に設定する必要があります。
■ポイントは「セルの選択」
ここまでの説明でも分かるように、罫線は、あらかじめクリックして選択したセル(あるいは複数の範囲のセル)に対して引かれます。だから罫線を引くときには、まずとにかく「どこのセルか?」を先にクリックしておいてから、次の操作へ行くことをよく覚えておきましょう。(Excelの操作のほとんどは、まず「セル」を選んで、実際の操作を行う、という手順です)