プリンタの印刷を中断する
例えば、「誤って印刷するつもりのないものを印刷開始してしまった」とか、あるいはまた「10枚中1枚目だけを印刷するつもりが、10枚全部印刷、と操作してしまった」といった場合に、印刷をキャンセル・あるいは中断したい、という事は、必ずといってよいほど誰もが経験するだろうと思います。このページでは、そういう場合の、基本的な対処方法を説明いたします。
■プリンタの電源を切る・パソコンの電源を切るだけでは本当に中断にはならない
1枚印刷するだけのつもりが、10枚全部の印刷が始まってしまった・・・・などというケースで、強制的にプリンタの電源を切ったり、とりあえずパソコンの電源を切って中断してしまう、という操作をする方も多く見受けられます。
確かにその対処方法で、いったんは印刷がストップするのですが・・・実際のところ、それは「パソコンやプリンタなどの機械を強制的に止めた」だけで、「印刷をキャンセルした」ことにはなっていない場合がほとんどです。「キャンセルになっていない」とどうなるか、というと、例えば次の機会に、別の書類を印刷しようとすると、その前に強制的に電源を切られて中断されていた印刷の続きが始まってしまったり、思わぬプリンターの誤作動を起こしたり・・・ということになることが多々あります。
いったん「印刷」を開始したものは、キャンセル・中断をするには「印刷をキャンセルする」という指示をパソコンに対して操作しなければなりません。機械的に電源を切るだけでは、本当に印刷を中止したことにはならない、ということをよく理解した上で・・・・以下の操作手順をご参考にしてください。
(なお、以下の説明では、「WindowsXP」を元に説明していますが、画面のイメージやちょっとした操作の違いを除けば、別のWindows(Windows98・WindowsMe・2000など)でも基本的な操作手順は同様です。
■印刷中断(キャンセル)の操作手順
(1)とりあえず、プリンタを止めます。
プリンタの電源を切る、あるいはプリンタケーブルを抜くなどして、プリンタの印刷をとめます。(この操作は、厳密に言うとあまりお勧めできない、「無謀」な操作だとよく言われるのですが、現実に、目の前で進んでしまっている印刷をすぐとめなければならない場合は、この方法しかないので、まずこれをやります。・・・もし、緊急にプリンタを止める必要はない、という場合には、この操作をせずに、次の手順へ進んでください、)
(2)コントロールパネルからプリンタの画面を開きます。
「スタート」→「コントロールパネル」→「プリンタとFAX」をクリックして、プリンタの設定などを行う画面を出します。(右図参照)
なお、WindowsXPでは、「コントロールパネル」の表示が、右のような「クラシック表示」と、これとは異なる「カテゴリ表示」という表示の方法があります。「クラシック表示」の場合には、下図のように、「プリンタとその他のハードウェア」から選んでクリックしてください。
カテゴリ表示の場合は、「プリンタとその他のハードウェア」から
「インストールされているプリンタまたはFAXプリンタを表示」をクリック
(3)印刷をキャンセルするプリンタの機種を選びます。
パソコンによっては、プリンタが数種類インストールされていて、表示も複数ある場合があります。プリンタの機種名が表示されていると思いますので、該当するものを選んでダブルクリックして、プリンタの状態を表示する画面を開きます。
(4)プリンタ→すべてのドキュメントの取り消し
表示された画面の左上から「プリンタ」→「すべてのドキュメントの取り消し」とクリックし、確認のメッセージが出たらOKをクリックすれば、印刷がキャンセルとなります。(プリンタが印刷を続けている状態でこの操作を行った場合、実際にプリンタが止まるまでに、数秒~数十秒時間がかかることがあるようです)
■備考:すべてのパソコン・プリンタで有効なわけではないので・・・
上記の説明は、どんなパソコン・どんなプリンタでも通用する、絶対の操作方法ではないので、その点をくれぐれもご了承ください。この説明は、多分一般的であろう、キャノンやエプソンなどの有名メーカーのインクジェットプリンタを、USBケーブルやプリンタケーブルで接続して、ごくオーソドックスな設定で使用されている場合の操作方法です。
- インクジェットプリンタ以外のあまり一般的でないプリンタを使っている。
- ネットワークプリンタとして使用している・ワイヤレスプリンタとして使っている
- クライアント・サーバー方式のネットワーク上でプリントサーバーを利用している
などのような、ごく普通のご家庭などで利用するのにはあまり一般的でない設定・利用の方法をされている場合は、上記の説明どおりにはいかないこともありますので、ご注意ください。(・・・というか、そういった設定や利用方法で使いこなされている方には、説明の必要もないかもしれませんね。蛇足でしたらご容赦ください)