「セキュリティの警告」が出るページ・・・大丈夫なの?
ホームページを見ていて、たまに「セキュリティの警告」という画面が出てくることがあります。情報漏えいやネットトラブルの多い現代、「セキュリティ警告」とは穏やかでありませんが、これは大丈夫なのでしょうか?という御相談の解説
■「セキュリティ警告画面」
右図のような画面です(図をクリックすると大きな画像でご覧いただけます)
一見「セキュリティについて、何か問題がある」というイメージを持ちそうですが、よく読んでみましょう。そうすればわかります・・・・ね。これは、「このページはセキュリティに問題がありますよ」という事を警告しているのではなく、「このページはセキュリティで保護されているページです・・・つまりある程度安心していいですよ」という意味合いのメッセージです。
このメッセージは、「今後、この警告を表示しない」の部分にレ点チェックを入れてOKをクリックすれば、以後、表示されることはありません。「安心ですよ」という表示をするのに、毎回「警告」という画面は必要ないなあ、と思う方は、チェックしておくとよいと思います。
■セキュリティ証明書に関する警告
右図のような警告が出る場合もあります。これは、上記の「セキュリティで保護された」ページを表示する際に関連して出てくることのある画面です。
これは、「セキュリティで保護されています」という事を、客観的に証明するための「証明書」に問題があります、という意味です。
「保護されています」といっても、きちんとした信頼ができるためには、そのホームページの製作者が勝手に「保護されています」というのではなく、信頼できる第三者が「このページはセキュリティで保護されていると証明します」という保障をする必要があります。右の画面は、「確かに保護されているが、その証明書の内容が適正でない」という意味です。
これが表示された場合は、少し気をつける必要があります。「保護されている」といっても、きちんとした「証明書」を取っていないということなので・・・。特に、物品を販売するサイトとか、ホームページ上で何らかのサービスを提供したり、支払いをする必要のあるページでこの警告が出た場合は要注意です。・・・どうして要注意なのか、それは以下のとおり。
■セキュリティ証明書に問題がある場合・・・
セキュリティで保護されたページの「証明書」というのは、証明書を発行する第三者機関に申請して合格し、必要な費用を支払えば発行してもらえます。この証明書は、ホームページ上で「情報が漏洩したり、悪用されることのないようにきちんとした対処をしています」という事を証明するためのものです。
この証明書を取得していない・・・ということは、イコール「確かにセキュリティで保護されるように仕組みは整えているが、本当に保護されているか?についてきちんとした対処をしていない」ということになります。
情報を「見るだけ」「調べるだけ」とか、あるいは「ちょっと書き込みする」程度の規模のサイトでの話なら、「証明書」のことについてまでうるさく言う必要もないのかもしれませんが、「オンラインショップ」を運営していたり、何らかの「お金の支払い」や「個人情報の入力を求める」というサイトでは、この証明書が取れていないのは、やはり問題があると思います。
こういったサイトでご自分の本名や生年月日・住所などを入力したり、パスワード・銀行口座・カード番号などを入力して送信したりするのは、極力避けるようにしましょう。
■ちなみに当相談所は「証明書」まで取れていません
当相談所で、ご利用者の方から入力を受け付けているのは「御相談」コーナーの「書き込み掲示板」と「御相談受付」です。正直に申し上げて、偉そうなことを言う割には、当相談所のこれらのサイトでは、「証明書」までは取れていません。
証明書を取得する費用が、当相談所のサイトの規模や予算額から考えて、すこし高くて手が届かないためです。
ただ、言い訳をするわけではないのですが、少なくとも「セキュリティで保護」はされていて、ユーザーの方から入力していただく内容は「問合せのための文章」と「ニックネーム」「メールアドレス」だけ。総合的なバランスとして考えた場合、物品を販売しているわけでも、カード番号やパスワードを求めているわけでもないサイトなので、問題はないのではないか?と考えております。
今後、コンテンツ・サービスの内容的にきちんと保護し、証明書を取得する必要が出てきた場合には、正式に取得しようと考えています。
■保護されていないページは・・・?
では、「保護されていない」ページは見ても大丈夫なの・・・・?と不安になりますよね。
そのページの記事や情報を読んだり、見たりするだけのものなら・・・つまり、制作側から見ている方へ送信される記事や情報は、特に「保護」されていなくても問題はあまりありません。保護する必要のあるのは、ホームページを見ている方から「入力されて」「送信される」情報です。
逆に言うと、名前や住所などの入力を求めているページなのに、保護されていない、という場合にはよく注意する必要があります、ということになります・・・あるいはそういうページからはデータを入力・送信しない方がよいかもしれませんね。