公開したホームページが検索にひっかからない・・・
「ホームページを作って公開しました」というお客様からしばらくたって
ご相談されることの多い内容です。「Yahooで、自分のホームページを検索したのに、
出てこない」というような・・・。どうしてそうなるのか、どうすればよいのか?
という解説です。
■検索登録したからといって、すぐに出てくるわけではありません。
例えば「ケーキショップKissy」というホームページを作ったとして
・・・・どういう風に検索して欲しいのか?
- 「ケーキ屋」と検索したら出て欲しい
- 「ケーキショップ」と検索したら出て欲しい
- 静岡にあるケーキ屋なので、「ケーキ屋 静岡市」と検索したら出てきて欲しい
- ショートケーキが超人気なので、「人気のショートケーキ」と検索したら出てきて欲しい
上記のように「検索してもらいたい」内容が異なれば、どう対処すればよいか?
も異なります。また、どんな風に検索しても出てくるようにしたい、というのは現時問題、
ムリです。だって、ホームページを作った側はケーキに関連するホームページの検索で
「ケーキ」と検索してもらいたい、と思っても、
見る方が「洋菓子」とか、「スウィーツ」と
検索すれば、検索方法が異なるわけで・・・・顔の見えない相手がどういう検索をするかを、
完璧に予測して対処するなんて、できるはずないですよね?
■具体的に「こう設定すれば、必ずこうなる」という方法やワザがあるわけではありません。
アドレスやパスワードを設定すれば、必ずメールが使えるようになる、というのとは異なり、
「ケーキ屋」という言葉をどこかに設定すれば、必ず検索で出てくるようになる、
というわけではありません。検索で出てきてもらうようにするのに、「絶対確実な設定方法」は
存在しないのです。検索で出てくるようにするための対処や対策は、その時々の経験やノウハウで
やっていくものです。
分かりやすいようにハッキリ言えば、絶対こうなる、というやり方をするのではなく、
「これなら多分でてくるんじゃないかな?というのを試行錯誤しながら試しにやってみる」
というのが、検索に出てくるようにするための対処方法です。
■検索で、自分のホームページが出てくるようにする・・・「SEO」と言います。
SEO(Search Engine Optimization)=「検索エンジン最適化」といって、検索サイトで
上位にランクされるようにホームページの内容を修正したり、検索登録することを言います。
( SEO対策とも言ったりします。)
これは、何か確実な基準にしたがって修正するというものではありません。ホームページに
掲載されている内容やコンセプト、意図を、適切にアピールするには、どういう風にすれば
よいか?ということを試行錯誤しながら、検索でのランクを少しでも上へ上げていこう、という、
いわば「努力」のことであって、「確実に上位に上がるワザ」ではありません。
■SEO対策を行なう上で必要なこと
ホームページの変更よりも、お仕事やお店の内容を検討・変更
SEO対策を行なううえで必要なこと・・・・手段としては上記の色々な対処方法がありますが、
一番大切なのは「ホームページの内容を変える」ことではありません。むしろ、ホームページで
紹介している「お仕事」や「お店」の内容を充実させることです。
どうしてSEO対策をするのか?
「ホームページを見てもらいたい」のが、最終目的ではないことがほとんどです。
ほとんどの場合、見てもらって、それをお仕事や商売に結び付けたいために行なうでしょう?
まず、「ホームページを見てもらったら、そのあとどうしたいのか?」をきちんと検討すべきです。
ホームページを見てもらってどうしたいのか?
ホームページで紹介している自分のお店に来てもらいたいのか、「紹介している商品を買って
もらいたい」のか、それとも、こんなホームページがあるんだね、ということを知ってもらいたい
だけなのか?・・・ここのところがどういう目的なのか?で、同じお店・同じ事業所のホームページでも、
掲載する内容が変わってきます。
ホームページで掲載している内容は、正しいか?仕事の内容と違っていないか?
お店の紹介をしたい・仕事を取りたいので仕事の紹介をしたい・価値のある情報を
持っているので発信したい・・・そういう目的があってホームページをつくったのだ、
と目的が明確になったら、「今のホームページはそれを適切にあらわしているか?」
をきちんと検証しましょう。
例えば、お店の紹介をしたいのに、売っている商品ばかりを見せていて、どんな建物の
お店なのか?スタッフはどんなふうなのか?どういう考えでお店を営んでいるのか?
を掲載していなければ、それは「お店の紹介」ではなくて、単なる「商品紹介」の
ホームページになってしまいます。こういった点をよく検討しましょう。
その上で、SEO対策をする
上記の検討をした上で、必要だと思ったら初めて、ホームページの内容を変更するなどしましょう。
■どうやったら検索で上位になるか・・・確実な答えは誰も知りません。
検索サイトは、ホームページを作った人の要望を全て聞き入れてくれるわけでは
ありません。機械的にホームページの検索を行なっている場合は、要望とは関係なく、
条件に一致したホームページをランク順に表示するだけです。
それなら、「条件」に一致するようにホームページを作ればよいのでは?
とお考えになる方も多いようですが、それはあまり現実的ではありません。
機械的な検索に引っかかるようにと、色々ときわどいホームページの作り方をする、
といういわば検索サイトの「悪用」を防ぐために、機械的に検索する際の「条件」や
「検索精度」も、日々変わっていっています。当然、こういった条件や精度のカラクリ
を教えてもらえるはずはありませんので、それを色々と分析しながら対処していく
しかないのです。・・・つまり、「こうすれば必ず条件に一致してくれる」という、
その確実な答えは、誰も知らないのです。(だから、「検索で上位に上がるようにしますよ」
ということを物知り顔で提案された場合には、誤解しないようにしましょう。
絶対に上がるようにしてくれるわけではなく、「上がるための努力をしますよ」
と言っているのに過ぎないのですから)
■そうは言っても何か対処をしなければ・・・・
そのための具体的な方法としては以下のような対処方法があります。(確実な方法ではありませんが)
とにかくホームページの内容を充実させる
「検索に引っかかってもらいたいため」のキーワードをやたらと載せるとか、
そういった小手先の対処ではなく、ホームページに掲載している記事や写真・情報を、
とにかく充実させ、見ていただく人にとって真の意味で「価値のある」ホームページにすること。
・・・SEO対策を解説しているほとんどのサイトや書籍で、このことが全てだ、
と強力に力説しています。当相談所でも全く同じ考えです。
ホームページをきちんとした設計にする
トップページ以外のページから、他のページへ行けなくなっていたり、
ホームページ全体がどういう構成になっているのか分かりづらいものだったり・・・
というつくりのホームページだと、「機械的な検索」で検索される際に検索から外されて
しまうことがあるようです。少なくとも、どのページを見ても、それがどういうホームページで、
どうすれば別のページやトップページへいけるのかが分かるような設計・構成のホームページに
しておくのは、SEO対策としては有効な手段です。
本当の内容とは関係のないキーワードなどをつけない
ホームページに、検索のための「キーワード」をつけることはむしろ好ましいことなのですが、
「検索してもらいたい」ためだけに、ホームページの内容と関係のないことや、
本当は掲載していないことを「キーワード」としてつけないこと。(例えば、「ケーキ」しか
扱っていない店のホームページなのに、「洋菓子・和菓子」「食事」などの言葉をあえて
キーワードに入れてある、とか)場合によってはこれらも、検索の対象から外されることも
あるようです。
ホームページデータそのものを、きちんとしたものにする
ホームページ制作ソフトの機能が良くなっているせいもあって、ホームページ制作の
経験のない方でも、ちょっとした操作だけでホームページを作ることが出来るようになりました
・・・けれども、きちんとHTMLソースから検討して、適切な内容のホームページを作り上げる
ためには、やはりちょっと覚えた程度ではむずかしいです。ホームページを作る際、あるいは
作ったものを修正する際には、HTML言語をある程度理解したうえで、きちんとしたものを作り
こむようにしましょう。
見た目ばかり重視したホームページにならないように・・・・
検索サイトの検索は、ホームページのデータに書かれている「文章」や「文字」を検索して
判断し、条件に一致するものをランク付けしています。写真やイラストがどんな絵柄なのか?
とか、見た目にきれいなデザインのホームページか?というのは検索の対象になりません。
見た目のデザインばかり重視するあまり、写真やイラストを多用しすぎて、よく見たら「文字」
の部分がほとんどない、というようなホームページにならないように注意して作りこみましょう
・・・・「ケーキショップKissy」と書いてある「イラスト」は、人間の見た目には文字でも、
機械的・パソコン的には、文字ではなくてイラストです。
誰に見てもらいたいのか?を明確にしておく
これは、当相談所だけで独自に考えていることなので、一般的に正しいとはいえないかも
しれませんが・・・。何らかの考えがあって、ご自分なりに「価値のある内容を情報発信
しているんだ」という主旨でホームページを作っているのなら、見てもらいたい相手、
というのがある程度絞り込めるはずです。(目的や主旨がはっきりしていれば、誰に見て
欲しいのか分からない、というホームページにはならないはずだ、という考えです)。
コレをきちんと想定した上で、「見てもらいたい相手にとって」価値のあるホームページを
目指す、という作り方が、最終的には非常に有効なSEO対策となる、と当相談所では
考えています。
■検索の上位に上がる=ホームページを作った意図が実現できるわけではない
SEO対策は、ホームページをより多くの人に見てもらうための有効な方法で、
きちんとやれば確かに検索の上位に上がることは上がります。けれども、
それでホームページを作った目的が達成されるわけではありませんので、
この点も充分に考えて検討しましょう。
どのSEO対策解説でも言っていることですが、「単にホームページを検索上位にランクされるようSEO対策しただけでは、売上の向上や商売の繁盛にはつながらない」のです。検索の上位に上がれば、多くの人に見てもらえる、という事は、圧倒的多数の第三者に、様々な評価を受けるという事になります。ホームページの内容が、客観的に見てつまらない、価値の低いものであれば、むしろ、「そんなつまらないモノしか提供できないのか」という悪い評価をうける恐れもあります・・・結果、質の悪いホームページを作ったことが、商売やお仕事の足を引っ張ることになった、という事例もあります。
目先の「検索してもらえるかどうか?」に躍起になる前に、きちんとしたホームページを作る=ベースとなる本業(お仕事・商売)をきちんと検討・検証することを、当相談所ではおすすめしています。