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最終更新日:2008年1月6日

セルに自動で色を塗る関数?

今回は先に結論を言っておきましょう。「そんな関数はありません」
ある条件に当てはまったら、セルの色をあらかじめ指定した色にする、ということはできますが、 「関数を使って自在にセルの色を青くしたり赤くしたり・・・」そういう関数はないのです。

■条件付き書式

例1

たとえば、右図のように、セルに105という数字が入力されている場合には、 セルは他のセルと変わらず、普通の状態です。

条件付書式

ところが、このセルの数値を50に入力しなおすと、とたんにセルの色が赤く、そして字の色が白くなります。

条件付書式

ちょっと考えるとこれは、「何かの関数で、そういう設定をするんだろう・・・」と推測する方も 多いようですが・・・これは「関数」によるものではありません。
Excelには「条件付き書式」という設定を行えるようになっていて、その機能を使っているのです。

具体的には、この場合は「セルに入力された値が1~100までの間の値なら、セルの色を赤くする」 という条件付書式を設定しているのです。

条件付書式の設定方法は簡単。
目的のセルをクリックして、画面上部のメニューバーから、「書式」→「条件付書式」とクリック して設定します。右図のような画面がその設定画面です(クリックすると大きな画像でごらんいただけます)

■「関数」とは異なります。

セルに入力した値によって、セルの状態が変わる・・・となると、「入力した値に応じて合計を出す」 「入力した値に応じて平均や消費税を計算する」などと同じ・・・だから条件によってセルの色を変えるのは 関数でできるのでは?とお考えの方も多いようなのですが、これは違います。
確かにあらかじめ設定した条件に合えば、セルの色を変えることはできますが・・・・これは、関数ではありません。

関数とはどういうものか・・・?

関数は、簡単に言うと「入力された文字や数字の内容を処理して、セルの値(文字や数値) を変更したり計算処理する」という機能のことです。関数でできるのはあくまで「セルに入力された内容の制御」。
「セルの見た目=書式・色」などは「入力された値」ではないので、関数でどうこうできるものではないのです。

■書式を自在に操るならマクロやVBAが必要

たとえば、A1のセルに50と入力すると、B5セルの色が赤くなる・・・・こういう処理は、関数だけではできません。 条件付書式の設定と関数の組み合わせで処理することはできますが・・・とにかく純然たる関数ではできません。
ましてや、1と入力したら赤、2と入力したら青・・・なんて風にいろいろな色を制御するのは、もっと無理です。

こういった、セルの色や罫線など「見た目(=書式)」に関する制御を自在に行うためには、 関数ではなくマクロやVBAで処理する必要があります。

当相談所にも非常に多く寄せられる質問なのですが、とにかく「色を塗る関数」というのはない、 ということだけはくれぐれも良くご理解ください。

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